サービスインターフェースの開発Service Interface

サービスインターフェースの開発&コンサルティングの仕事も777ソリューションのひとつです。2006年に引き受けた、ある保険会社のお仕事はとても珍しい業務内容でした。「損害保険の証書インターフェースの次のありかたを考え、デザインリニューアルを行う」。損害保険の証書ですから、業務の基本は刷り物です。なぜ、印刷物のインターフェースを777が受けることになったのか。おそらくそこには、それまでのメディアインターフェース開発経験で積まれた「次のビジネスのあり方をカタチにする」仕事が評価された結果かもしれません。

この業務はまず、証書というもののあり方から考える作業を始めました。そもそもそれは、どんな意味のものなのか。現在の証書の扱いとユーザーにとっての価値はどんなものになっているのか。その問題点は何なのか。そもそもそれほど関心の高いものでもないので、送られてきたら速攻で箪笥の奥にしまわれどこにいったかわからなくなってしまうこともよくあった。では、それはなぜ起こっているのか。みんながもっと「これは大切にとっておかなければならない」と思えるデザインのあり方はどんなものなのか。などなど、証書にまつわるさまざまな議論を重ねた上で、そのあり方を決めていく作業でした。


ひとりひとりにわかりやすく

次に整理すべきテーマは、「ひとりひとりにわかりやすい」こと。保険の加入内容は人によって違う。金額も違う。特約項目の数も違う。それぞれにユニークな内容をどうわかりやすい整理に落とし込んでいくのか。加入条件によって変わるデザイン要素と変わらないデザイン要素を整理し、あらゆる変化の可能性に対応しながら、一定の見え方を守っていくデザインルールは、どうつくればいいのか。そして、それは、最終的に、カスタマイズ印刷の最新技術との調整の中、どこまでできてどこまでできないのかを見きわめながら、デザインの最終型を確定していくこと。なかなか面倒な領域でありましたが、777なりにいい答えを出せたのではと思っています。

2008年、携帯の銀行の取引きアプリ開発

2008年には、携帯の銀行「じぶん銀行」の携帯取引きアプリのインターフェース開発の仕事をしています。それは通常の銀行におけるATMのインターフェースをつくるようなもの。博報堂デザインのチームが設計したコミュニケーション&ブランドコンセプトにのっとり、取引きインターフェースにおいてもそのブランドのユニークネスが伝わるインターフェース設計をする。それがテーマでした。

携帯の銀行ならではのユニークネス

携帯の銀行ならではのユニークな機能たち。課題は、そうした機能をユニークにみせるその方法を考えること。でも、日々使っていただくツールですから、それを、簡単でわかりやすく、しかも挙動が軽いことが重要な条件です。そうした条件をクリアしながら、使いやすく見やすく、ブランドらしい取引きアプリがつくれたと思っています。